結果報告

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NEDO講座東京会場講義を実施しました

大阪工業大学はサービスロボットをメインテーマに秋葉原UDX(東京都千代田区)でNEDO講座(東京会場)を開催し、学生・社会人48人が参加しました。
10月20日午前は4F Next-1において、デザイン思考、テクノロジー、MOT(技術経営)分野それぞれの有識者に講演いただきました。

NEDO講座東京会場講義を実施しました

サービスロボットの開発について大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部システムデザイン工学科
中山 学之 准教授

サービスロボットは国の取り組みとして、2020年までに介護・生活支援ロボットの国内市場規模を500億円に拡大することを目指しています。重点項目は1.移乗介助、2.移動支援、3.排泄支援・入浴支援、4.認知症の方の見守りの4つであり、国の支援を受けて、これまで開発された介護支援・生活支援ロボットが紹介されました。
さらにご自身の研究内容についても紹介。生体の身体性(筋骨格系の構造)を取り入れた安全な運動支援装置の開発では、生体の抗重力筋の構造をまねることで、モータを使っていない状態でどんな姿勢でも体重を支持できる機械式自重補償装置の事例を挙げ、立ち上がりを補助する福祉用車いすへの応用について解説されました。

i-schoolが実施してきたロボットをテーマにしたイノベーション教育の事例東京大学 i-school
横田 幸信 ディレクター
これまでサービスロボットをテーマにしたワークショップでは、アイデア(ユーザー情報、困りごと)をチーム内で洗い出してロボットに組み合わせて、目的は新しい用途で手段をロボットにしたアイデア創出を説明。さらにアイデア創出の重要な定義として、メタ思考(高次からの視点)、新しい関係性を探す、発想変数で強制連想発想の3項目を挙げました。強制連想発想の手法としては、分解されたロボットの特長的な手段を、暮らしの中にあるモノに片っ端から強制的に付与し、例えば付箋紙に手段を書き出して家具や設備に貼り付けて新しい目的を探すことなどを紹介いただきました。
MOT視点から見たサービスロボットの展開早稲田大学
黒須 誠治 名誉教授
ロボットを作るときは、「限りなく人間に近いロボット」を作ろうとするアプロ-チ、「こういうことができるロボット」を作ろうとするアプロ-チの2つの視点が重要であると主張されました。MOT視点から見たロボットの開発は、単に人間型ロボットを開発しようというよりも、人間に役立つロボットを開発しようという考え方の方が良く、サービスロボットの開発では、技術開発よりもまずサービスのニーズを探索することが重要であることも説明。さらに、必要とされるニーズが発見されたら、そのニーズを満足させられる技術を開発することやニーズ探索の方法として目的展開法(「何のため展開」法)と「できる展開」法、技術開発の方法として「そのためには展開」法などの手法を紹介しました。

北岡 和義

徳島大学 教養教育院 イノベーション教育分野 講師

徳島大学大学院医学研究科博士課程修了。徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部分子栄養学分野COE研究員、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部統合生理学分野COE研究員、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部生理機能学分野助教を経て現在に至る。専門分野は環境生理学、体力医学、イノベーション教育学。

西應 浩司

大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部空間デザイン学科 准教授

京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程機能科学専攻修了。博士(学術)北海学園大学工学部建築学科准教授などを経て、2007年から現職。専門は都市計画、インテリアデザイン。

北村 浩

摂南大学経営学部経営情報学科 教授

IBM GBS(Global Business Services)出身。グローバル日本企業向けビジネスコンサルティング、コンプライアンスコンサルティングの推進。専門は、ITサービスデザイン、リーガルテクノロジー、事業デューデリジェンス。主な活動業界団体(スマートIoT推進フォーラム、ITS Japan、営業秘密保護推進研究会)。民間MOTスクールでのマネジメント職のスキル育成、中央官庁職員向け情報リスクマネジメント教育の委託事業。博士(政策科学)。

北垣 和彦

大阪工業大学ロボティクス&デザインセンター室長

パナソニックのロボット社長プロジェクトであったロボット事業化推進プロジェクトの事業企画責任者。社内ベンチャー企業の立ち上げ等も経験。NEDOロボット白書執筆メンバー等、ロボットに関する対外活動にも取り組み、2015年1月から大阪工業大学ロボティクス&デザインセンターを担当。

油井 毅

大阪工業大学ロボティクス&デザインセンター担当係長

ロボティクス&デザインセンター アカデミックアドミニストレータ。岩谷産業では民生用LPガスのエリアマーケティング、新規営業、M&Aなどを担当。常翔学園広報室を経て、2015年10月から現職。同志社大学大学院総合政策科学研究科技術・革新的経営専攻博士課程修了。博士(技術・革新的経営)。専門は製品・サービスの普及、イノベーション人材育成。

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