台湾中央研究院のChung-Hsuan Chen先生にお招きいただき,2月24日〜25日に行われたThe 2nd Taiwan-Japan Symposium on Nanomedicineにて研究発表を行いました.昨年4月に大阪工業大学工学部生命工学科に着任してから行った研究に対して,貴重なアドバイスを受けることができ今後の方向性が定まったように思います.
私にとっては初めての台湾訪問であり,研究レベルの高さに驚くとともに,市中の人々の活気には圧倒されました.成長基調にある台湾経済を反映しているとは思いますが,人口は日本の1/5以下でありながら安全保障や高齢化の深刻な情勢にあって,国民1人1人がアクティブに映る姿には我々も見習うところがあるように感じました.新たな国難に直面する中で,自分に何ができるのかと改めて自問しています.