
人に寄り添い、暮らしを彩る
一級建築士を目指して。
入学後に建築・インテリア・プロダクトといった分野を柔軟に選択できるカリキュラムに魅力を感じ、進学を決めました。実際に幅広い分野に触れながら、「自分に合うデザインとはなにか」をじっくり考えることができました。また、学内の先生方に加え、外部から招かれる建築家や建築史の専門家の講義を聴く機会が多い点も学科の大きな特長です。実際に現場で活躍されている方々の話は分かりやすく刺激的で、学ぶことへの意欲が一層高まりました。なかでも特に成長を実感したのが「設計製図演習」です。先生方からの丁寧な指導に加え、友人同士で意見を交わしながら進められる環境があり、毎回新たな気づきを得ることができました。
現在は卒業研究として、兵庫県香美町佐津小学校の廃校問題に着目した地域再生計画に取り組んでいます。実際に現地を訪れ、役場職員へのヒアリングや公民館の利用状況の調査を行うなかで、Uターン希望者の住まい不足や、地域コミュニティ機能の低下といった現実的な課題が明らかになりました。そこで、一部の区画に宿泊スペースを設けるなど、地域課題の解決につながる仕組みづくりを検討しています。また、梁や柱を残したリノベーションを行うことで、単なる建て替えではなく、かつて人々に親しまれてきた場所の記憶を継承することを重視した提案を行っています。
学業以外では、アルバイトにも力を注いできました。設計課題との両立は容易ではありませんでしたが、すき間時間を活用しながら計画的に行動することで、最後まで妥協せずに取り組むことができました。この経験を通して、継続して努力する力と自己管理能力が身についたと感じています。
将来の夢は一級建築士となり、多くの人がその人らしい暮らしを実現できる住宅を設計することです。打ち合わせを通してお客様の想いやニーズを丁寧に汲み取り、長く信頼してもらえる建築家を目指して成長していきたいと考えています。
