実践的な学びで成長し、
社会に貢献できる技術者へ

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都市デザイン工学科の魅力は、本格的な実習を通じて実践的にスキルを磨けることです。特に「測量学実習」では、トータルステーション(TS)を用いた測量技術を修得しました。TSの据え付けは座学だけでは理解が難しかったのですが、実際に機器を操作することで、現場で必要な基礎をしっかりと築くことができました。また、「プロジェクト演習」では、新規道路計画に挑戦。グループで取り組む課題でしたが、作業を分担して効率的に進められました。授業外の時間でも進捗確認や相談を行う経験で得た協調性も将来の役に立つと考えています。現在は、授業での学びを活かして大阪府摂津市のシェアサイクル事業をテーマに研究を行っています。自治体や企業から提供された実績データを分析し、最適なラック配置をシミュレーションすることで、都市インフラの最適化に貢献できる技術者としての視点を養うことができました。

また、大学生活で特に成長を実感したのは、文化会ウインドアンサンブルで幹部を務めた経験です。コロナ禍による活動縮小の影響で、イベント運営の経験を持つ部員がいない中、円滑な企画運営を目指して試行錯誤を重ねました。OB・OGの先輩方や音楽監督・コーチからの意見を参考にしながら慎重に進めたことで、スケジュール管理やリスク管理能力が向上したと感じています。臨機応変な対応が求められる場面も多く、柔軟性も身につけることができました。これらの経験は、将来の職場でも活かせる貴重なスキルになると確信しています。

卒業後は、総合建設コンサルタント会社に就職し、技術士の資格取得を目指します。さらに多くの知識・スキルを吸収しながら、社会に貢献できる技術者として成長し続けたいです。

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