電気の本質に向き合い、
社会インフラを支える技術者への道を歩む。

Profile 関西電力送配電株式会社 内定 工学部・電気電子システム工学科 2026年 3月 卒業 出田 渚さん 兵庫県・兵庫県立淡路三原高等学校 出身

身の回りのあらゆるものに不可欠な「電気」を学ぶことが、社会を支える技術者への近道になると考え、電気電子システム工学科へ進学。専門科目は難易度が高く、当初は苦戦する場面もありましたが、計画的にテスト勉強を行う習慣を身につけたことで、専門性を着実に高めることができました。なかでも印象に残っているのが、2・3年次に実施された「電気電子システム実験」です。座学で得た知識を総動員して回路を構築し、電流値の変動を計測することで、目に見えない電気の特性を基礎から実践的に理解することができました。

現在は、高速データ通信に欠かせないPLL(位相同期)回路の研究に取り組んでいます。半導体プロセスの微細化により、限られた領域に複数の回路が集積される近年のチップでは、回路間の相互干渉による誤動作が大きな課題です。そこで本研究では、この干渉現象をモデル化し、ノイズの影響を定量的に評価することで、ジッタ(信号の時間的なズレ)を抑えた高性能な通信基盤の構築を目指しています。シミュレーションを繰り返しながら動作メカニズムを解明していく過程に、スマートフォンや通信機器の未来を支える研究としての大きなやりがいを感じています。

研究活動に加え、国際PBLへの参加も自身の成長につながりました。本プログラムでは、海外の学生と協力してドローンの製作に挑戦。言語や文化の違いから、当初は意思疎通に苦労しましたが、自ら積極的に挨拶や雑談を重ねることで、チーム内の雰囲気を少しずつ変えていきました。その結果、互いに率直な意見を出し合える関係を築くことができ、無事に目標を達成することができました。

卒業後は、関西の電力インフラを支える企業へ進む予定です。大学で身につけた電気電子の知識を柔軟に活用しながら、電気の安定供給を通じて人々の暮らしを支える技術者として、成長を続けていきます。

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