研究への誠実な姿勢を礎に、
「0から1を生み出す」研究者へ。

Profile 大塚製薬株式会社 内定 工学部・生命工学科 2026年 3月 卒業 光井 咲環さん 大阪府・大阪府立山本高等学校 出身

高校時代から製薬や化粧品分野の研究に関心があり、化学系の学科への進学を志していました。生命工学科は幅広い分野に触れることができ、広い視野で自分の進むべき道を見つけられると考えて進学を決めました。大阪工業大学の魅力は、工学部ならではの「モノラボ授業」など、実践的な実験・演習が豊富に用意されている点です。2年次から3年次にかけて履修したPBL科目では、「吸光度計の作製」に挑戦しました。複雑な配線図に試行錯誤しながら、班員と役割分担を行い、課題を一つずつ解決していくプロセスを経験。開発におけるグループ活動の重要性と、主体的に改善を重ねる姿勢の大切さを学ぶことができました。

現在は、糖尿病の合併症として知られる「神経障害性疼痛」の抑制メカニズムに関する研究に取り組んでいます。具体的には、ノシスタチンというペプチドが、どのような神経経路を通じて疼痛を制御しているのかを明らかにするため、細胞を用いた実験を行っています。研究は、先輩方が積み重ねてきた成果を受け継ぎ、次につなげていく責任ある取り組みです。思うような結果が得られず悩むこともありましたが、先生との議論に備えて論文を読み込み、根拠を整理したうえで考察を深めるなど、論理的に思考する力を意識して磨いてきました。こうした研究活動を通して、研究に向き合う誠実な姿勢と忍耐力が培われたと感じています。

卒業後は製薬会社に就職し、研究職としてキャリアをスタートさせます。就職先の企業は研究者の挑戦を尊重する風土があり、「0から1を生み出す」研究に携われる可能性がある点に大きな魅力を感じました。私は大学で培った研究経験を活かし、難病に苦しむ人々の可能性を広げる新薬開発に貢献したいと考えています。成果がすぐに見えなくても諦めずに探究を続ける姿勢を礎に、最前線で成長し続ける研究者を目指していきたいです。

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