カーボンニュートラルの実現を目指して
エネルギー事業を支える

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大阪工業大学は理工系大学のなかでも最先端の施設・設備が充実していると思い、進学を決めました。高校では物理を学んでおらず、入学当時は周りの学生に追いつくのに苦労もありましたが、友人たちのサポートのおかげで乗り越えられました。

環境工学科の魅力は、電気工学やCAD、地学、生物学など幅広い分野を学べることだと考えています。数ある授業のなかでも特に印象的に残っているのが「実践環境工学」という授業です。実際に装置を考え、試行錯誤しながら作成することで、実践的なスキルを身につけることができました。また、手を動かしながら学ぶことでより深い理解が得られ、実験の面白さを知る機会になったと感じています。

研究では、ごみ焼却施設の排ガス処理装置における有害物質の再揮発を防ぐ方法を検討し、環境負荷の低減に取り組んでいます。特に、湿式スクラバーに用いられるアンモニアや洗煙水の成分が影響を与える可能性に着目し、実験を通じて原因究明を進めています。この研究を通じて、環境保全の重要性を改めて実感。また、所属する研究室は装置を自分で作ったり修理したりすることを大事にしており、装置や実験への理解がさらに深まったのも大きな成長につながりました。

課外活動では城北祭実行委員会(学園祭実行委員会)の委員長として活動。学内外の関係者との連携を図りながら、イベントの運営を成功に導くために尽力しました。チームでの情報共有やスケジュール管理の重要性を学び、地域の方々とのつながりも生まれるなど、今後に活かせる経験となりました。

今後は再生可能エネルギーの分野に携わる企業で働き、カーボンニュートラルの実現に貢献したいと考えています。環境工学科で学んだ知識と経験を活かし、持続可能な社会の構築に貢献していきます。

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