CADを学んで設計職を志望
カナダ留学で培った自己表現力を生かす
本学科に入学して新鮮に感じたのが、実践に結びついた学びが多いところです。数学なら統計学、物理なら力学や電気などと、学修内容は高校よりはるかに高度で専門的になりますが、それらの知識が実社会でどのように活用されているのかまで学ぶので、知的好奇心がとても刺激されました。また、プログラミングやCADなど大学で初めて触れる学びも多く、特にCADを勉強したことは「将来、設計の仕事がしたい」と考えるきっかけになったと感じています。
知的好奇心のままに学びを深めることができるのも、本学科の魅力だと思います。私は音響にも関心があったため、研究室では「BGMのテンポと飲食店における回転率(利用客数)の関係」をテーマに研究を実施。音楽のスピードと人の行動の相関性を検証しました。
大学生活で一番印象に残っているのは、2年次の春休みに参加したカナダへの語学留学です。語学力はもちろん、自分の考えを相手に伝える自己表現力を培うことができました。その力は、本学に戻ってからも、授業内のプレゼンテーションや発表でさらに磨かれたと思います。学園祭の実行委員を務めた際は、新規協賛を集めるための企業訪問も行いました。これらの経験や自己表現力、コミュニケーション能力は、就職活動でも自身のアピールポイントになりました。
4年次からは設計職を中心に就職活動を行い、第一志望の会社に就職できました。今後も大学での学びを活かして、設計の技術を高めていきたいと思います。