再生医療と特許
近年大きな注目を集めているiPS細胞を用いた再生医療は、患者さんへ生きた細胞を適用するという性格上、従来の低分子医薬以上に高い安全性と品質が要求されますが、多数の応用化技術が存在するため、どの技術が最適なのかという課題があります。また、再生医療を広く普及するためには、アカデミア等で研究開発された応用化技術を、従来の製薬会社を含めた大企業に移管する必要がありますが、多数の応用化技術とそれに伴う特許が存在する現状では、大企業が手を出しにくいという課題があります。本研究では、これら課題の解決策として、再生医療に適したビジネスモデルと知的財産マネジメントについて研究しています。
箱田 聖二 教授 (ハコダ セイジ)
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