4月5日から23日にかけて、情報科学部では新入生向けにオンラインオリエンテーションを実施しました。本学のポータルやMicrosoft365、Google Workspaceなどに含まれる各種のオンラインコミュニケーションツールやビデオ会議システム、共有ディレクトリやメール、メッセージツールなどといった、これから始まる大学生活や授業で必須となるICTツールの使用方法を体験してもらうことを目的とした情報科学部独自の取り組みで、コロナ禍による完全オンライン授業をきっかけに2年前から実施しています。
　
　各ツールのマニュアルを配付するだけでなく、一つひとつ実際にツールを動かすことで次のStepが表示されるドリル形式になっており、誰がどのツールを実際に体験し、どこで行き詰っているかを教員が把握できるようになっています。そのため、これまでとは大きく異なる大学での学びに向けて新入生が抱く不安を少しでも取り除き、万全な形で新たなスタートを切ることができるよう充実したサポート体制を実現することができました。
　
　4月5日の新入生ガイダンスで資料の配付とアナウンスを行い、教員や先輩学生が6日はoViceというコミュニケーションツールを使いオンラインで、7日には大学の演習室で対面で、8日以降は情報センター枚方分室にも協力してもらい、新入生からの質問やトラブルに対応しました。その結果、23日の終了時点では99%(学科によっては100%)の新入生が同学部の提示したツールの使い方を修得することができたことを確認できました。
　
　今後も情報科学部ならではの高度な教育の実現に向けて、協力体制を構築していきたいと考えています。
　
　
情報科学部オンラインオリエンテーションワーキンググループ
WGリーダー 井垣 宏 教授
データサイエンス学科担当教員
坂平 文博 准教授、江口 翔一 講師
情報知能学科担当教員
神納 貴生 講師、小西 将人 講師
情報システム学科担当教員
鎌倉 快之 准教授、本田 澄 講師
情報メディア学科担当教員
河合 紀彦 准教授、福島 拓 講師、村木 祐太 講師
ネットワークデザイン学科担当教員
矢野 浩二朗 准教授、樫原 茂 准教授
情報センター枚方分室 担当教員
山内 建二　講師、平岡 一剛　講師