ネットワークデザイン学科
サイバーヒューマンシステム研究室
ドローンによる捜索活動支援
サイバー空間と現実空間が高度に融合していく中で、情報通信技術が人間社会に真に役立つためには、情報通信技術の開発に加えてその運用方法等も含めた多角的なアプローチが求められます。当研究室では、人間中心の社会(Society 5.0, SDGs)の実現に貢献するため、多様な価値観を支援可能なサイバー空間に関する複合領域の研究について取り組みます。
ドローンによる捜索活動支援
主な研究テーマ
- ドローンによる消防防災活動支援
- ICT/IoT/AIを用いたソフトシェルクラブの養殖
- ドローン検知システム
- Beyond 5G システム
- デバイス間通信 など
指導教員
樫原 茂
准教授
(カシハラ シゲル)
専門分野
- 情報ネットワーク
- インターネット工学
- 社会システム工学
研究室がめざすSDGs
教員メッセージ
サイバー空間が現実空間と高度に融合しようとしています。しかし、そこには本当に楽しい社会がやってくるのでしょうか。サイバー空間の秩序で定まり、ヒトが制御されるような世界になっては面白味がありません。そうではなく、ヒトがサイバー空間を道具として使いこなし、ヒトが自ら意思決定を行い、それをもとに新たな社会を創っていく必要があります。本研究室では、多様な価値観のもと、サイバー空間がヒトにとって真に価値あるものになるための研究を、工学的視点だけではなく、学際的視点で社会と密接に取り組んでいきます。サイバー空間がどのように進化を遂げていくか、またそれがヒトを幸せにするかどうかは、みなさんのアイデアと行動力にかかっています。大学はいろいろな可能性を試せる実験場ですので、実践的にいろいろチャレンジして一緒に楽しみましょう!
この研究がかなえる未来
サイバー空間と現実空間の融合により、地球規模の大きな課題から極身近なちょっとした課題まで、様々な課題が解決できる可能性が高まります。世の中にはサイバー空間の力が発揮されていないフィールドは数多くあり、本研究分野が多方面に進展していくことで、持続可能でよりよい世界の創造につながっていくでしょう。