顕微鏡などの2次元の画像から、数理的な手法を使って写っているモノのかたちを(半)自動的に抽出して、3次元として「可視化」した例。そこから新たに見えてくる「情報」についても考えます。
「データ」とは数値の集まりです。これを人間が見やすいかたちに表現することを「可視化(Visualization)」といいます。同じデータでも可視化の方法によって見えてくるモノ(「情報」)が違ってきます。例えば、複数枚のレントゲンの撮影画像をうまく重ね合わせて3次元のCGとして可視化して観察した場合、元の画像を1枚ずつをバラバラに観察しているときには見えなかったモノが見えてくるかもしれません。
この研究室では、画像処理や3次元プリンタの技術などを利用して、顕微鏡やカメラ、センサなどを使って得られたデータを可視化することのできるソフトウェアやシステムを作成します。さらに、そこから得られる情報やその応用について考えます。
鎌倉 快之 准教授 (カマクラ ヨシユキ)
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