学部長挨拶
日本で唯一の知的財産学部 質も内容もOnly One & Number One

皆さんの周りにあふれる革新的なテクノロジー、印象に残るデザイン、期待感を持たせるブランド、人気のソフトやコンテンツ、これらは産業や文化を発展させるとともに、企業における事業競争力の源泉となっています。
知的財産にはこうした事業競争力の源泉を法律的に保護し、社会で活用させる役割があります。
具体的には、発明(特許)や、デザイン(意匠)、ブランド(商標)、コンテンツ(著作権)などがあげられます。
知的財産学部では、法律、経済・経営、技術を幅広く学び
- 知的財産が、経済成長をどのように牽引しているのか
- 今日の世界で価値と富の源泉にどのように貢献しているのか
- 現代の社会にとってどれほど重要になっているか
知財人として社会で活躍するための知識とスキルを修得します。 教えられて学ぶだけでなく、もっと主体的に、深く、広く学び、知的財産の専門家や、ブランドやコンテンツの活用の場で活躍できる人材および知的財産を活用してビジネスを創り上げることができる人材を育成します。
カリキュラム
知的財産学部の学修方針
産業社会が発展していくためには、イノベーションが最も重要とされています。イノベーションとは単なる創造のことではなく、創造に基づいて社会の変革を引き起こすことです。「創造を社会につなげる」ことにより、はじめて創造がイノベーションになります。「創造を社会につなげる知的財産学部」という本学部のコンセプトは、このことを意味しています。
「創造を社会につなげる」ためには、新しい技術やデザインなどの知的財産が企業の事業活動を通じて社会で活用されるようにする必要があります。ゲームソフト、音楽、映画、漫画などの知的財産も、それらを社会に提供するコンテンツ産業・エンタテイメント産業がうまく機能しなければ、多くの人々に喜びや感動を伝えることはできません。企業がブランド力を利用してマーケティングを活発に行うことも、創造を社会につなげる活動の一種なのです。
これらを実現するために具体的に必要とされる能力として、知的財産法を理解し使いこなすための「法学の知識」と、知的財産を経済活動に活用するための「経営学の知識」が挙げられます。
また、これらの知識を基本としつつ、発展的な知識として、技術的な知識や国際的な知識を身に付けることも期待されます。
本学部はこうした多くの学問分野にかかわる学際的な総合学問を、学生が主体的に学修することを目標としています。

知的財産学部教育体系
知的財産学部では、特許やブランド、デザイン、コンテンツなどの基本や、企業における知的財産の管理・戦略ノウハウ、知的財産英語などの実務を学べるカリキュラムを用意しています。 基礎から発展・先端技術まで段階的に知識を深めることができます。
導入・一般
専門領域
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基幹科目知的財産のを学ぶための基盤
法学入門、民法、刑法、国際関係法、経済学、会計学など -
知的財産法科目知的財産法を理解する
知的財産法入門、特許法・実用新案法、意匠法、商標法、著作権法、不正競争防止法など -
技術科目技術への理解を深める
現代技術と産業、現代機械技術概論、エレクトロニクス概論、現代科学概論、バイオテクノロジー概論 -
探求科目問題解決の方策を知る
特許・意匠探求、コンテンツ知的財産探求、知的財産経営探求など -
研究科目専門性を高める
研究基礎演習、卒業研究など