早期進学制度について

 学部4年間の後に大学院に進学することが一般的ですが、知的財産学部の場合は、学部を3年で卒業して大学院に進学するルートとして「早期進学制度」があります。。
 早期進学した場合、学部入学から5年間で「知的財産修士(専門職)」の学位を取得できるため、大きな経済的メリットがあります。また就職活動での強力なアピールポイントにもなります。

 知的財産学部で学ぶ内容は、知的財産分野の全体から見れば基礎的な知識に過ぎません。しかし、すでに基礎的な知識を持っていることは大きな利点です。 この優位性を活かし、大学院で、より高度な知識や能力を修得すれば、産業界で即戦力として活躍できる高い能力を身につけることができます。

大学院進学のメリット

 産業界では、企業内部で一から人材を育てる自前主義から、即戦力の人材を活用して事業を迅速に進める方向へと変化しています。 そのため、専門知識を持つ大学院修了者としての就職の方が、一般職候補の学部卒としての就職よりも有利になっています。本大学院の修了者は、専門性を高く評価され、知的財産を重視する優良メーカーなどにおいて即戦力として採用されるケースが多い状況です。
 また、所得水準の高さや就業期間の長さなどの点でも、大学院修了者の方が学部卒業者に比べて有利という調査結果もあります。

早期卒業の要件

早期進学するためには、学部3年次の終了までに卒業要件(卒業研究を含め124単位)を満たす必要があります。そのためには2年次終了までに86単位以上を取得しておく必要があります。

大学院では何が学べるのか?

時代が求める知的財産のプロフェッショナルに

 知的財産制度は、「革新的なテクノロジー」、「魅力ある製品デザイン」、「確固たるブランドイメージ」、「人気のソフトやコンテンツ」といった競争力の源泉を守り育てるものです。激化する国際競争を勝ち抜くために、企業は「知的財産のプロ」を求めています。

大学院で養成する人材像

 一口に「知的財産のプロ」といっても、いろいろなタイプがあります。知的財産は専門的で狭い分野と思われがちですが、その幅は意外に広く、知的財産権の取得の業務だけでなく、知的財産に関する国際交渉や知的財産戦略の企画立案といったさまざまな業務があるからです。
 本研究科では、入学者の将来希望や関心分野に応じて、「イノベーション支援人材」、「グローバル知財人材」、「知財マネジメント人材」を育成します。もちろん、どれか一つに偏ることなくバランスよく学修し、オールラウンドな人材になることも可能です。

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