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受賞・表彰AWARDS

野田哲男教授がFA財団から表彰されました

2021.12.17

【受賞者】
野田哲男 教授  (ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科)
表彰状を手に持つ野田教授

日本ロボット学会 から、「FA(ファクトリー・オートメーション)」および「産業用ロボット」、ならびに「これらに関する技術」に関する優れた論文の推薦を受け、12月10日にFA財団から「論文賞」を受賞しました。

受賞論文の書誌情報
M. Fujita, Y. Domae, A. Noda, G. A. Garcia Ricardez, T. Nagatani, A. Zeng, S. Song, A. Rodriguez, A. Causo, I. M. Chen & T. Ogasawara:
"What are the important technologies for bin picking? Technology analysis of robots in competitions based on a set of performance metrics",
Advanced Robotics, 34:7-8, 560-574, DOI: 10.1080/01691864.2019.1698463
(2020)

●論文の要点
世界規模でのロボット技術研究の交流・推進・ベンチマーキングは難しい課題である。国際競技会はその有効な解とされている。産学官問わず多くの研究者が参加し、活発に最新の研究開発成果が投入されることで実用化の加速が期待される。しかし、競技と実用の間には必ずギャップが存在するため、競技成果が実用に発展しないことも多い。そこで本論文ではシステム工学の視点からこのギャップの解消を考える。Amazon社主催の競技会に参加した上位4チーム(三菱電機、MIT・Princeton大学、奈良先端大・パナソニック、南洋理工大)による多品種日用品のビンピッキングのためのロボットシステムと提案技術を列挙、チームごとの違いを比較・分析した。分析にあたっては信頼性工学に基づく生産性評価指標のセットを新たに提案、競技スコアリングからは見えてこない作業成功率と速度のバランスを考慮しうる定量的評価を実現した。この結果、システムのセンサ配置と作業行動手順のバランスなど、通常は見えない複数の要素が実用性に大きな差をもたらすことが明らかになり、複数の改善案の考察を実現した。以上、競技システムの評価指標セットを新たに提案することで実用的なシステム設計・技術の明確化と改善策の考察を実現し、競技と実用のギャップを埋めたことが、本論文の重要な貢献である。

添付ファイル

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