2024年度「第2回学生のための環境デザイン設計競技」（主催：一般社団法人建築設備綜合協会主催）で、都市計画研究室と環境第2研究室の大学院生及び設計第2研究室の4年生の合同チームの作品「周りの環境を良くする建築」が佳作に選出されました。

受賞者のコメント：
意匠担当者：学部の設計課題としても取り組んだ、大阪市北区庁舎を扇町公園に移転する計画において、庁舎と公園双方の環境を向上させることを目指し、シミュレーションを用いて計画を進めました。解析結果に基づき開口部の位置などを決定するため、動線計画やデザイン面での提案と環境面での提案をすり合わせることに苦労しましたが、庁舎と公園を一体的に捉えた提案として評価していただけたことを嬉しく思います。
環境担当者：「周りの環境を良くする建築」というテーマをもとに、周辺敷地や屋内の風環境、光環境に対してシミュレーションを行い、計画を進めました。「学生のための環境デザイン設計競技」は意匠系の学生と環境系の学生が協力して作品を提案できる珍しいコンペであり、研究活動で得た知識やシミュレーションの技術を活用できる貴重な機会となりました。