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「Hirathon(ヒラソン)2021」のアイデアソンコンテストをオンラインで開催

2021.09.02

  • ヒラソンの特徴を紹介する副学長の佐野睦夫教授 ヒラソンの特徴を紹介する副学長の佐野睦夫教授
  • 最優秀賞、北大阪商工会議所賞、富士通Japan賞を受賞した21班の発表内容 最優秀賞、北大阪商工会議所賞、富士通Japan賞を受賞した21班の発表内容
  • アイデアソンコンテストに参加した学生や教職員、企業・自治体の関係者ら アイデアソンコンテストに参加した学生や教職員、企業・自治体の関係者ら

 8月27日、本学情報科学部は枚方市役所、北大阪商工会議所と、地域課題解決プロジェクト「Hirathon(ヒラソン)2021」研究進捗報告会に続き、午後からはアイデアソンコンテストをオンラインで開催しました。
 
 今年度は6月のキックオフ・ミーティングでステークホルダーから9つの課題が提示され、32チームの中から選ばれた12チームが課題解決策を発表。ステークホルダーや協賛企業、後援団体の職員らが審査員となり、「貢献度」「独創性」「完成度」「波及効果」「計画」の5項目から各チームのアイデアを評価しました。
 
 審査の結果、甲乙つけがたく最優秀賞には、21班の「エディブルフラワーを用いた街活性化」と32班の「SNSとXRを活用した水辺のファンの獲得」の2つの班が選ばれました。
 
 21班は、枚方市の地域イベント「枚方宿くらわんか五六市」から提示された新たな集客や特産品の栽培・販売の課題に対し、Instagramで注目されつつあるエディブルフラワー(食用花)を枚方市の特産品にすることを提案。五六市を中心に販売や情報発信を行い、学校給食と地元飲食店でエディブルフラワーを使った料理を提供し花を食べる文化の形成や、自動栽培キットの開発・販売を通じて都市型農業を促進し、街の活性化を目指します。
 
 32班は、水都大阪のブランディング価値向上の課題に対して、癒し・ときめき・歴史・食事・健康の5つのカテゴリーに着目。ストレス対策として、水辺のリラックス効果を心拍計測・分析で可視化し、水都の魅力と癒しを関連付けるほか、さまざまな情報技術やSNS連携を通じて、リモートでも対面でも楽しめるコンテンツを作成し、水辺のファンを獲得する提案を行いました。審査員からは「多くのステークホルダーと対話を重ねながら、アイデアを実現していってほしい」と両班にエールが送られました。なお21班は、北大阪商工会議所賞と富士通Japan賞にも選ばれました。
 
 今後32のすべてのチームが、ハッカソンコンテストに向けて、アイデアのプロトタイプ開発などに取り組んでいきます。
 
【最優秀賞】
 21班「エディブルフラワーを用いた街活性化」
 32班「SNSとXRを活用した水辺のファンの獲得」
【優秀賞】
  6班「環境発電IoTによる離れた圃場の監視」
  9班「鍵屋の歴史を発信するIT×リアル謎解きゲームの企画」
 18班「作業の最適化で負担を削減しよう」
 33班「XR技術・DX技術を用いた生産性向上プログラム」
【北大阪商工会議所賞】
 21班「エディブルフラワーを用いた街活性化」
【ソフトバンク賞】
 9班「鍵屋の歴史を発信するIT×リアル謎解きゲームの企画」
【リコージャパン賞】
 33班「XR技術・DX技術を用いた生産性向上プログラム」
【富士通Japan賞】
 21班「エディブルフラワーを用いた街活性化」