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教職課程で救命講習を実施しました

2021.12.08

  • 胸骨圧迫を実践する千原さん 胸骨圧迫を実践する千原さん
  • 教員もAEDの使用方法を学習 教員もAEDの使用方法を学習
  • 動画に合わせた訓練で胸骨圧迫のリズムを体得 動画に合わせた訓練で胸骨圧迫のリズムを体得

 12月7日、枚方キャンパスで教職科目「教職実践演習」において救命講習を実施しました。「教職実践演習」の授業では教職課程の総まとめとして、同課程で学習した内容のうち不充分だと思われる部分についての補完を行うとともに、これまでの教職課程の授業では学習できなかった教員として必要となる知識や技能の修得を目指しています。今回はその一環として、保健安全に関する実践的知識と技能を補完するため、救命講習を情報科学部で試行的に実施。日常の学校生活では、突発的に子どもが意識障害や呼吸停止、心停止などに陥ることがあります。履修生らは、即座に救命処置を行うなど子どもたちの命を守らなければならない場面で学校教諭が取るべき行動を実践的に学習しました。
 
 講習には枚方寝屋川消防組合の職員を講師として招き、履修生のほか、教員や事務職員らも参加。心臓突然死の特徴や心肺蘇生法の実施方法とAEDの使用方法を学びました。また、胸骨圧迫による心肺蘇生法と訓練用AEDを使用した実践訓練も実施しました。胸骨圧迫では1分間に100から120回の頻度で圧迫するリズムをつかむため、音楽や映像に合わせての訓練も実施し、救急隊や専門家が来るまで絶え間なく圧迫し続けることの大切さを学びました。受講した千原将さん(情報システム学科4年)は「意外と力が必要だったので周りの人に助けを求めることの大切さも学びました。生徒たちにもこのような学びの場を提供できるようにしたいです」と話しました。