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塗装ロボット外装デザインコンペの二次審査を実施

2022.01.31

  • 鹿島賞を受賞した山本さん(左) 鹿島賞を受賞した山本さん(左)
  • 竹延賞を受賞した太田さん(中央) 竹延賞を受賞した太田さん(中央)
  • 表彰式の最後には井上明ロボティクス&デザイン工学部長からの講評もあった 表彰式の最後には井上明ロボティクス&デザイン工学部長からの講評もあった

 ロボティクス&デザイン工学部の産学連携イベントとして開催している「塗装ロボット『吹王©』(ふくおう)外装デザインコンペ」で、一次審査を通過した9組が12月23日に梅田キャンパスで実施した二次審査の公開プレゼンに臨みました。このコンペは鹿島建設と同社の塗装を担ってきた竹延が開発している塗装ロボットの外装デザインをコンペ形式で募集、製作するもので、同学部生と大学院生から15作品の応募がありました。厳選な審査の結果、1月13日に結果発表と表彰式が実施され、鹿島賞には山本康揮さん(ロボティクス&デザイン工学専攻博士前期課程1年)、OIT賞に中島光陽さん(空間デザイン学科3年)、竹延賞には太田一騎さん(空間デザイン学科3年)、学部長特別賞には横山弘樹さん(ロボット工学科2年)、畑野敦哉さん(同)、藤原吉章さん(同)ら3人によるデザインが選ばれました。
 
 「先進的なイメージ」「機能美の追求」「コンパクトですっきりとした形状」が課題の条件として課されていた今回のコンペでは、一次で書類選考、二次でプレゼンテーション審査を行い、採用するデザイン案を決定。鹿島賞を受賞した山本さんのデザインは、塗装ロボットにバルーンを被せ「機械の作業に干渉しないこと」「塗料やバッテリー交換、調整作業の邪魔にならないこと」「塗装の跳ね返りによるロボットの汚れを小さくすること」「組み立てやすいこと」に重点を置いた先進的な外装となっています。また、竹延賞を受賞した太田さんは「機能美を追求した無駄のない外装」をコンセプトにカバーで機器を隠すのではなく、あえて見えるような外装デザインを提案しました。
 
 鹿島賞、竹延賞を受賞した2人のデザイン案は今後、両社で実装するための検討が進められる予定です。