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大学院生のリチャード・オンコさんが電気関係学会関西連合大会奨励賞を受賞

2022.04.28

  • 表彰状と副賞を手にするリチャードさん 表彰状と副賞を手にするリチャードさん
  • 日夜、研究活動に取り組んでいます 日夜、研究活動に取り組んでいます

 4月15日、リチャード・オンコさん(電気電子・機械工学専攻博士前期課程2年)が令和3年電気関係学会関西連合大会で行った講演が優秀と認められ、関西連合大会奨励賞、各学会優秀論文発表賞を受賞しました。
 
 受賞は、2021年12月4、5日に同志社大主催で開催された「令和3年電気関係学会関西連合大会」での講演「格子近接系LSAT基板を用いたmonoclinic-MoO3薄膜の分子線エピタキシャル成長とプロトネーション効果」に対するものです。リチャードさんが筆頭著者として口頭発表し、研究を指導する電気電子・機械工学専攻の小池一歩教授、廣芝伸哉特任准教授と共著で、準安定構造の単結晶MoO3薄膜を結晶成長する技術を開発し、そのエレクトロクロミック特性について詳細を調べた結果を報告したものです。
 
 学部4年生の卒業研究から遷移金属酸化物の薄膜成長と構造解析に関する研究に取り組んできたリチャードさんは、「実験を手伝ってくれた仲間と指導いただいた先生方に感謝します。今後も研究活動に邁進したいと思います」と意欲を燃やしています。今後の更なるステップアップを期待しています。