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第5回「OITテクノフロンティアonロボティクス」を開催しました

2013.07.02

  • 講演される横山氏 講演される横山氏
  • 多くの方に聴講いただきました 多くの方に聴講いただきました

 6月25日、工学部ロボット工学科は第5回「OITテクノフロンティアon ロボティクス」をうめきたグランフロント大阪「ナレッジキャピタル」にて開催し、学生や企業関係者など多くの方に参加いただきました。
 今回は、株式会社安川電機つくば研究所長の横山和彦氏に「産業用ロボットから未来型ロボットへ変身」をテーマにご講演いただきました。同社の産業用ロボットは世界トップシェアを維持しており、横山氏は入社時以来「MOTOMAN」のロボット開発・設計に携わってこられました。その後、活線作業、食事搬送、リハビリ支援ロボットなどさまざまなロボット開発を手掛けられ、現在は開発のノウハウをサービス業に生かせるように、更なる研究開発に取り組まれています。
 同氏は「今後は、既存の産業用ロボットを応用した市場を開拓し、それを足掛かりとしてサービスロボット分野を創出していくことが必要です」と持論を展開しました。現在は医療・製薬分野などへの産業用ロボットの導入や、検査・実験などの分析作業の自動化を目指しており、全自動ソフトクリーム販売ロボット「やすかわくん」の開発についても紹介がありました。
 製造業やサービス業でも、人とロボットが共存する中で自律性を高めるアプリケーションの開発を進めることが重要であると説かれ、参加者は大変興味深く聞き入っていました。