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第3回「OITテクノフロンティア オン エレクトロニクス」を開催しました

2013.12.02

  • 講演する菰淵氏 講演する菰淵氏
  • たくさんの方に聴講いただきました たくさんの方に聴講いただきました

 11月21日、工学部電子情報通信工学科は、パナソニック株式会社AVCネットワークス社技術本部参事の菰淵寛仁氏を講師に迎え、大宮キャンパスにおいて第3回「OITテクノフロンティア オン エレクトロニクス」を開催し、学生、教員、企業関係者など約150人が聴講しました。
 今回は「夢の画像処理技術を目指して~撮像システムの未来~」と題して、人類が残してきた映像である洞窟壁画から3D映像までの歴史を振り返りながら、この先にある未来の撮像システムへの技術の流れを説明いただきました。
 人類が失った映像記憶能力(正確に映像を記録する能力)に関して、スティーヴン・ウィルシャー氏のように現在でも映像記憶能力を持つ人の例を示しながら、撮像システムの技術の流れは、『記憶能力を進める技術』『符号化された情報に変える技術』『派生していく技術を本流に引き戻す技術』に分類できること、また、撮像素子、メディアプロセッサ、高解像度化技術、歪補正技術、およびパノラマ化技術などを、わかりやすく解説いただきました。
 講演後、活発な質疑が行われ、「画像処理技術のさらなる高精細化に伴う高度な演算能力はどのように実現させるのですか」という質問に対しては、「個別のアプリに応じて、人間の視覚特性をうまく利用することで対応できるのではないでしょうか」とのメッセージをいただきました。
 第4回は12月12日、シリコンプラネット株式会社代表取締役社長の牧山クリストス氏(同学科OB)を講師に迎え、「情報通信技術の最新動向と日本の役割」と題して開催します。ぜひご参加ください。