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工学部

機械工学科 内燃機関研究室


内燃機関技術は、これまで乱流の制御による燃焼制御、混合気形成の制御による燃焼制御という物理過程の制御による燃焼制御を実現してきました。次の燃焼制御のターゲットは化学反応の制御による燃焼制御である、と考えています。このために、ガソリン、軽油、その他様々な炭化水素燃料の化学反応メカニズムを解き明かし、それらの類似点と相違点を整理することに重点を置いた研究を行っています。化学反応の制御による燃焼制御が意味するものは、従来のガソリンやディーゼルエンジンの延長線上にない、まったく新たな燃料を用いるまったく新たな内燃機関を発想することかもかもしれません。このように、自動車メーカーの技術者が考えもおよばない、自由で夢のある発想を発信していきたい、と考えています。


主な研究テーマ

  • 様々な炭化水素燃料の着火過程をグローバルに記述するための化学反応論的研究
  • 天然ガスの着火性指標を確立するための化学反応論的研究
  • 急速圧縮装置を用いた様々な炭化水素燃料の圧縮着火特性に関する実験的研究
  • 定容燃焼容器を用いた様々な炭化水素燃焼の火花点火特性に関する実験的研究

指導教員

桑原 一成 教授 (クワハラ カズナリ)

専門分野

  • 内燃機関
  • 熱工学
  • 燃焼工学
  • 化学反応速度論

教員メッセージ

皆さんはこれまで様々な筆記試験で評価され、成績なり順位なりをつけられてきました。君たちの中には、限られた時間の中で実力を出し切れずに悔しい思いをしてきた人も多いと思います。専門分野の研究では、じっくりと時間をかけて発想を練り、その発想を実現するために何度失敗を繰り返そうが成功するまで努力を続ければ、その分野の世界の頂点を極めることができる可能性があります。君たちにもにもその可能性があるのです。集中力を150%に高め、寝なければ活動時間が200%に増え、合わせれば300%の努力、これが私の格言です。

在学生メッセージ

私は大学に入ってエンジンが大好きになりました。私がこの大学を選んだ理由として、将来ものづくりの仕事がしたいという思いからでした。初めはこのような大雑把な考えで入学したのですが授業を通して製品を自分の手で作るようになり、実際にエンジンも作りました。この経験を機にエンジンを好きになり、このエンジンに関する研究室で日々楽しく学べる環境にとても満足しています。みなさんも自分の夢中になれるものをここでさがしてみませんか?絶対に見つかるはずです。

この研究がかなえる未来

従来のガソリンエンジンやディーゼルエンジンの高効率化を追求することや天然ガスや水素など既存の代替燃料を用いる新たな内燃機関を開発することに関しては自動車メーカーが着々と進めています。大学には、従来の内燃機関の延長線上にない、まったく新たな燃料を用いるまったく新たな内燃機関を発想するというアプローチがあってもいい、と考えています。このために、様々な燃料の化学反応メカニズムを解き明かすという、自動車メーカーでも世界的に見てもほとんど行われていないユニークな研究を行っています。その研究結果は自動車メーカーの技術者にも少なからず注目されています。

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