熱物性の測定
原子力産業における炉工学において、熱負荷による熱応力を緩和する構造材料として傾斜機能材料(FGM)の発展が期待されています。また、航空宇宙産業における材料工学において、炭素材料は高温で使用する構造材料として発展が期待されています。これらの材料は、高エネルギー負荷操作を行う必要性があるエネルギー機器に使用され、高温域における電気物性と熱物性の温度依存性に関する情報が必要不可欠です。そこで、当研究室では、誘導加熱を応用する電気伝導率と温度伝導率の同時測定法を開発し、熱負荷時における両物性値の温度依存性を研究しています。
松島 栄次 准教授 (マツシマ エイジ)
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