ドローンの6自由度自律飛行制御のブロック図。モーションキャプチャシステムを使って位置と姿勢を計測し、PCに実装された制御アルゴリズムにしたがって計算された制御入力信号は無線LANによりドローンへ送信される。
モデルベースト制御では、制御対象の動特性を表現する数学モデルに基づいて制御器を設計します。装置や機械の正確で精密な動作を実現する高性能な制御系設計には、精度の高いモデルが欠かせません。システム制御研究室は、システム・制御・モデリングをキーワードに、制御対象のモデルを、その対象の動作実験から得られるデータより獲得する方法(システム同定法)の開発や、システム同定によって得られるモデルを用いたフィードバック制御系設計および実装実験に取り組んでいます。また、システム同定の応用研究として、監視対象をオンラインで監視し、不具合が生じたときに早期に警告を発するオンライン故障検出法の開発を行っています。
奥 宏史 教授 (オク ヒロシ)
専門分野
研究室がめざすSDGs
※学生募集を行っていません。