大阪工大大宮キャンパス9号館での壁面緑化実験風景
気象学をベースとして、都市の高温化(ヒートアイランド)、水資源問題、砂漠化、豪雨災害など、ヒトと生態系との関わりの中で起きる環境問題について研究をします。近年、ヒートアイランド現象が問題となっており、対策として都市緑化が推進されています。都市の緑は暑熱環境をどの程度改善し、一方で都市の水資源をどれ位消費するのか、調べています。また、集中豪雨やゲリラ豪雨と呼ばれる都市型豪雨について、最新の高精度気象レーダを使って、豪雨の分布の特徴や文化遺産等が気象災害に遭遇するリスクを評価する。地理情報システム(GIS)を活用して、景観保全活動による環境修復程度を評価する、といったテーマにも取り組んでいます。
髙山 成 教授 (タカヤマ ナル)
専門分野
研究室がめざすSDGs
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