都市デザイン工学科
コンクリート構造学研究室
プレキャスト橋脚の耐震特性に関する実験
私たちの暮らしを支えるコンクリート構造物。しかし、長年にわたる使用や地震・津波等の自然災害によって劣化・損傷を生じているものも少なくありません。当研究室では、大地震や火災など、さまざまな荷重・環境下のコンクリート構造物の特性を実験・解析を通して明らかにし、その成果を設計基準に反映するとともに、材料や構造の高性能化・高機能化によって、丈夫で長持ちするコンクリート構造を提案することを目指しています。
プレキャスト橋脚の耐震特性に関する実験
主な研究テーマ
- 各種荷重・環境下のコンクリート構造部材の力学特性に関する研究
- コンクリート構造物の耐火性に関する研究
- プレストレストコンクリート部材のせん断耐荷特性に関する研究
- 薄層補修材を用いた鉄筋コンクリート床板の疲労耐久性に関する研究
- コンクリート製橋脚の高性能化に関する研究
教員メッセージ
当研究室では、コンクリート構造に関する実験を通して自ら考え自ら行動する能力をつけることを主眼に置いています。また、実験は数人のグループでお互いに協力し合いながら行うことから、コミュニケーション能力の向上にも役立ちます。社会基盤を支えるコンクリート構造に関する研究を通じて、皆さんも社会貢献してみませんか。
この研究がかなえる未来
美しく、丈夫で長持ちするコンクリート構造物の実現は、われわれが目指すべき永遠のテーマです。コンクリート構造物に代表される社会基盤施設はあって当然の空気のようなものですが、それらがなくなってしまうと私たちの生活は快適なものではなくなります。自然環境に配慮しつつ、私たちの暮らしが安全で快適なものになるように、それを根底で支えるコンクリート構造の研究をしてみませんか。