都市デザイン工学科
社会資本計画研究室
参加者間での議論を通じて創造的な解決のアイデアを探します
日本では、人口が減少し高齢化が急激に進んでいます。街も拡大から縮小していくことが予想されるので、これまで適用してきたまちづくりの技法に加えて、新しい技法も必要となってきます。本研究室では、住民一人ひとりが持つ価値観が多様化していることから、どのような街をどのように実現するのかといった枠組みづくりに貢献したり、人の動きと空間の関係性をシミュレーションなどを用いて分析することで、最適な案の選択に貢献したいと思っています。
参加者間での議論を通じて創造的な解決のアイデアを探します
主な研究テーマ
- マルチエージェントや機械学習を用いた避難シミュレーションに関する研究
- 賑わい創出の評価に資する空間分析に関する研究
- 市街地の更新に関する研究
- 日常生活圏内の交通手段の確保に関する研究
- 都心部での自転車利用に関する研究
指導教員
山口 行一
教授
(ヤマグチ ユキカズ)
専門分野
在学生メッセージ
僕は、大学の講義で、まちの将来を考えて必要な施設を計画し整備することが重要と学んで、計画に興味を持ちました。研究室では、より良いまちづくりのお手伝いができるように研究に取り組んでいます。具体には、自分が考えるまちの課題を解決するために、必要な調査を考えて、要因を分析したり、改善案を検討したりします。構造物を作るハードだけでなく、人の行動を変えるような仕掛けも考えたりします。皆さんも、僕たちと一緒にまちについて考えてみませんか。(学部4年次生・男性)