電子情報システム工学科
ソフトウェアシステム研究室
大規模火災シミュレーション
人工生命体をソフトウェアエージェントとしてコンピュータ上で生成し、社会の実在する問題を人工生命の考え方でモデル化し、最適な社会環境の構築を目指すことを目的としています。具体的には、対象となる問題の構成システム(生物、人間など)をソフトウェアエージェントとしてモデル化し、各エージェントを環境に応じて進化させるとともに、エージェントの行動を環境に反映させます。これを繰り返し、安定した環境に収束させることで、エージェントの行動ルールや形成された環境を評価します。
大規模火災シミュレーション
主な研究テーマ
- ドローンを活用した自律ロボットパトロールシステム
- ソフトウェアエージェントによる避難行動シミュレーション
- ポーターエージェントシステムの開発
指導教員
原嶋 勝美
教授
(ハラシマ カツミ)
専門分野
研究室がめざすSDGs
教員メッセージ
本研究室では、人間は自分で考え、自律行動をしています。自律行動できるロボットがあれば世の中はより便利になるのではないでしょうか。このようなロボットを作り出すために、コンピュータ内でロボットを動ごかし、役立つロボットはどんなものかを考えます。さらに、社会をコンピューの中に作り、生物の行動を模擬することで、社会の動きを検証する研究も行っています。興味のある人は、研究室のサイトをぜひ覗いてみてください。
この研究がかなえる未来
宇宙空間で楽しい生活はできるかな? 海の中を調べるのはどうすればうまくいくかな? 人間の体の中で病気を見つける超小型ロボットは、どんな動きをすればいいのかな? このような疑問を解決できたらいいですね。でも、実際に人間が試してみることは難しいです。そこで、コンピュータの中に、調べたい社会と、その中で活動する生命体をソフトウエア(ソフトウェアエージェント)で作ります。生命体の活躍が、私達の暮らしにきっと役立つはずです。私達の研究室では、様々なソフトウェアエージェントを使って、人に優しい暮らし方を見つけることを目指しています。