空間デザイン学科
UXデザイン研究室
ユーザの視点からさまざまな道具やサービスのデザイン体験を研究します
UX(user experience)は、道具やサービスによって得られる体験を意味します。UXデザインは道具の造形やグラフィカルなデザインだけでなく、ユーザとデザイン、デザインと環境・社会との関係から考えて、上質な体験を実現するデザインです。私たちは造形の美しさや視覚的な構成だけでなく、人間工学・心理学・情報工学的なアプローチも使って、さまざまな未来のデザインの研究と提案を行なっています。
ユーザの視点からさまざまな道具やサービスのデザイン体験を研究します
主な研究テーマ
- さまざまな入力装置を使ったUXデザインの提案
- ユーザの視点で評価・開発されたプロダクトデザイン
- インタフェースデザインの評価・分析
- 公共空間の環境・サイン調査
指導教員
益岡 了
教授
(マスオカ リョウ)
専門分野
- UXデザイン
- インタフェースデザイン
- プロダクトデザイン
- 環境デザイン
教員メッセージ
新しい技術は必ずしも私たちにとって使いやすいモノではありません。私たちはUXデザイン、特にユーザとデザイン、デザインと環境・社会の視点からデザインを考えて、ユーザや社会にとって美しく楽しく使いやすいデザイン体験を実践しています。美しい造形はデザインの華ですが、それだけでなく多面的なデザインの可能性を追求します。
この研究がかなえる未来
現在、多くの企業でUXデザインが重要視され始めました。この動きはGAFAといったIT巨大企業の成功やコロナ禍後のデジタルシフトへの対応によって、一層活発化されると予測します。良質なUXデザインは、情報化が進む未来社会においてより求められます。研究と実践を通じて未来のデザインを目指します。