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工学部

建築学科 環境第1研究室


建物とそこで暮らす人の健康を考える研究室です。建物の健康は建物を構成する部位や部材の膨張や収縮、キノコを代表とする菌類の生育で損なわれます。人の健康は室内が快適な温度・湿度に維持されること、室内内表面温度と室温に大きな差がないこと、ドラフトを感じるような気流がないことで維持できます。当然のことながら室内中に人を不快にする黴臭や病気を引き起こす微生物がいない事も重要です。建物と人の健康被害を、適切な建築材料を選択し、温度湿度変動の最適制御で抑制する方法、一般に言われる「断熱設計法」「防露設計法」「室内温・湿度調整法」の提案を行っています。


主な研究テーマ

  • 建築材料の吸放湿性能を活用した省エネルギーな室内湿度調整法に関する研究の検討
  • 伝統技能で施工される建築材料(土壁)の効果的使用法に関する研究
  • 湿地環境保全に有効な自然植生材ヨシの最適な循環サイクルの構築を目的とした建築材料としての利用法と効果
  • 建物の湿害発生メカニズムに応じる実害防止設計法の提案

指導教員

佐藤 真奈美 准教授 (サトウ マナミ)

専門分野

  • 建築環境工学(熱・湿気)

教員メッセージ

建築には意匠、構造と環境(設備)の3つの専門分野があります。人が触る事の出来ない熱や空気、音や光を快適な状態に制御するための方法を考える専門分野が環境(設備)です。物理的な要素を制御した空間(建物)にいる人の生理と心理反応が複雑に絡みあって「快適性」は認識されます。人の肌、目、耳そして鼻が感じる様々な快適性を科学する建築環境工学の側面から建物を考えてみませんか。

この研究がかなえる未来

建物を造り、生活するには自然が長い年月をかけて育んだ様々な材料を消費します。人は建物に使用した材料の寿命を全うさせて、次世代の材料生育の糧となる形で材料を自然に戻す義務があります。建材やエネルギーの性質、性能を最大限に引き出して使用する技術は、地球とそこで生きる「命」の長い周期でのエネルギー収支が確実に取れるものとなります。環境工学・建築設備の側面からそんな「建築技術」が当たり前の未来を目指しています。

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