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情報科学部

情報ネットワーク学科 地球環境研究室


2012年の学園祭研究室発表での集合写真。3年生・4年生全員のほか、遊びに来てくれた卒業生も写っています。
持続可能な社会を構築していくためには、私たちが生活している地球の環境の現状を正しく理解し、未来予測をする事が必要になります。その為には、過去の地球の情報を知り、地球の歴史に学ぶ事が重要になります。私たちの研究室では、地層に残されている過去の情報を読むために、地層中に見られる模様(堆積構造)を生成する原因となる地形と水理条件の関係を調べています。主な研究テーマにあげてあるような観点で水槽実験や数値シミュレーションを行っています。


2012年の学園祭研究室発表での集合写真。3年生・4年生全員のほか、遊びに来てくれた卒業生も写っています。

主な研究テーマ

  • 高速の流れで形成される河床波や岩盤のステップ地形の形成過程についての研究
  • 水中重力流によるステップ地形の現地観測および観測データのGIS処理ならびに実験的研究
  • 石灰華段・石灰質ダム湖群の形成過程の研究
  • 火星など地球外惑星表層での堆積物輸送・地形形成過程と地球表層現象との比較
  • 津波が引き起こす海底地形変化についての研究

指導教員

横川 美和 教授 (ヨコカワ ミワ)

専門分野

  • 地質学
  • 堆積学

教員メッセージ

砂丘の風紋のような地形が波や川の流れによって、海底や川底で形成されています。そして、これらは条件によっては”化石“となって地層の中に残り、私たちに太古の世界の波や川の流れの様子を教えてくれます。私たちはこうした地層に残されている情報を読み解くために、実験水路での実験やコンピューターシミュレーションをしています。これらの結果を、過去の地球の環境の復元だけでなく、火星などの惑星の表面で起こっている現象にも応用する研究を行っています。また情報技術を活用して、より高精度の情報を効率良く読み取る為の方法の開発も行っています。

在学生メッセージ

地球環境研究室では、氷の表面や水が流れた後の砂にできる波状の地形について研究を行っています。例えばこれらの研究の中には将来的には火星の地形がどのようにできたかを知るヒントになるものもあります。さまざまな地形についてまだまだ我々人類が知らないことがたくさんあります。その謎を解明するために研究できるのが地球環境研究室です。ゼミ生は、地形に関連することであれば希望の研究をすることができます。実験は研究室内や他大学で行っています。地形の勉強がしたい、実験をして実際に地形のできる過程を調べたい、という皆さんを研究室一同お待ちしています。

この研究がかなえる未来

私たちの研究成果は、過去の環境や地球外の惑星の表層環境の研究に応用されているだけではありません。産業面では、砂が固まってできる「砂岩」は石油や天然ガスなどの母岩となりますので、私たちの砂粒子の配列に関する研究や流れによって砂が堆積するパターンは、石油や天然ガスなどの探鉱技術に応用されています。また、流れや波によって形成される地形の研究は、河川や海岸の管理をする上で必要な知識を提供しています。

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