握力発揮時の筋電図計測
有酸素運動は、循環器系のトレーニングになるばかりでなく、認知能力に関わる前頭部の脊髄灰白質の減少を防ぐことが知られています。本研究室では、記憶や認知と運動との関連性についての研究を行っています。また、認知については、視覚情報を主に用いて、注意の集中や分散、錯視等の研究も行っています。最近、新たに触覚認知についても検討をし始めています。触覚認知について検討することにより、中途視覚障害者の方が触読をされる際に手助けとなる認知方法や記憶方法などを考案できればと考えています。もう1つのテーマとしては、日頃運動不足の方向けに、どうやったら運動を楽しくして頂けるかということをねらいとして、運動を促すシステムを開発しています。運動を安全かつ継続的に行えるような工夫について検討し、日常生活における運動量増加を目指しています。
井上 裕美子 教授 (イノウエ ユミコ)
専門分野
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