ネットワークで接続した7台のパソコンを連携させて3D画像処理の並列処理を行っている
並列処理とは、一連の計算処理を複数のプロセッサに分担させて、高速に計算させる技術です。並列処理を上手く活用すると、膨大な計算処理を要するシミュレーションも短時間で行うことが可能になります。しかし、並列プログラムの開発はとても難しく、下手に作ると各プロセッサの処理量に偏りが生じたり、他のプロセッサの処理を待つタイムロスが発生し、プロセッサ1台で処理するよりも遅くなってしまう場合もあります。並列処理研究室では、並列計算に関わるソフトウエア技術の中でも、特に並列プログラムの開発支援について研究し、誰でも簡単に良い並列プログラムを作ることができる仕組みの実現をめざしています。
水谷 泰治 教授 (ミズタニ ヤスハル)
専門分野
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