地域との共同イベントでの積極的な活動で
思考をアウトプットする力を得た

profile

建築とデザインの両方学べて、しかも建築士の受験資格まで取得できるところが魅力で、本学科に進学。私は高校の普通科出身ですが、建築やインテリアデザインを初歩からしっかりと勉強でき、Adobe系のソフトの使用方法も授業内で身に付けられました。梅田キャンパスの立地も良く、課題製作で特殊な素材が必要な場合も近隣のお店で入手できて便利でした。その恵まれた環境もあって、学修意欲が高いことも本学科の特長です。課題には、どの学生も納得いくまで取り組みます。その雰囲気があったから、私も大きく成長できたと感じています。

アプリ制作に取り組んだデザイン思考実践演習や、茶屋町のキャンドルイベントでの空間デザイン、グランフロント大阪のイベントへのオブジェクト出展など、大学での学びを実社会でアウトプットする機会も豊富です。私が参加していた学外サークルで、イベントのチケットやポスター、Tシャツのデザインを担当した際に、自分の実践力の向上を実感できました。

研究室では、通用相性現象をテーマに研究を行いました。通用相性現象とは、例えば「黄色い声援」のように、視覚と聴覚など異なる感覚間に対応性が見られる現象のことです。その応用として私は、「柔らかくて丸い形状は、甘さ」、「トゲトゲした形状は、苦さ」というように、視覚と味覚の関連性を検証。空間デザインの学びを生かして実験装置を制作し、卒業制作展で検証実験を実施。建築とあまり関連のあるテーマではありませんが、食と空間という自分の好きなものを絡めた研究を行いたいと思って取り組みました。興味に基づいて自由に挑戦できるのも本学科の魅力です。