海外の都市空間や最先端技術への理解が、
革新的なデザイン発想につながる

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ディスプレイやマネキン、看板などに興味があり、幅広くデザインを学べる本学科に進学しました。1・2年次ではデザインの基礎を学修し、建築や情報、インテリア、プロダクトと、分野にとらわれないデザインの知識が養われます。スマートデバイスを用いたディスプレイをはじめ、デザインと最先端技術の融合に触れられるのも理工系大学の特長でしょう。

PBL科目では海外都市・建築視察研修旅行に参加。ヨーロッパ3か国の有名な建築物や、都市デザインを生で見ることができました。景観を維持するための努力が各所に見られ、建物は壁の材質まで統一されています。建築やデザインのみならず、海外の文化や価値観に触れられたのも良い経験となりました。

3年次からはインテリアデザイン研究室に所属し、現役インテリアデザイナーの教授から、デザインに携わる心構えを教わりました。ゼミでの学修内容で、最も興味深かったのはクロスオーバーデザインという手法です。これはコロナ禍で注目を浴びた「ホテル×オフィス」のように、複合的な役割を果たす空間づくりを指すものです。内定先企業を選ぶ際の決め手となったのも、こうしたクロスオーバーデザインに注力している点でした。今後は見た人の心をつかみ、記憶に残るような内装をつくっていきたいです。