地域PR動画の制作に挑戦し
視聴者ニーズを基にした作品を制作

profile

動画制作、CG作成、画像・音響処理などメディア全般の技術を学べることで将来の活躍の幅が広がると考えて、本学科に進学しました。プログラミングなど、大学で初めて触れる分野もありますが、先生や先輩方が丁寧な指導をしてくださったおかげで、安心して学べました。縦のつながりが強いところは、本学科の特長だと思います。失敗を振り返り、次につなげるという学修姿勢も先輩の姿から身に付けることができました。また、後輩の相談に乗ることで、相手の立場から物事を考えられるようになったと感じています。

取り組みで印象に残っているのは、「奈良県川上村PRコンテンツ制作プロジェクト」です。初めて川上村を訪れた人の気持ちになりきって現地で撮影や取材を実行。視聴者を飽きさせない作品にするため、「画面上をクリックすると解説が進むアクション」や、アニメーションを利用して没入感を出すような工夫を凝らしました。この経験で培った、作品に触れる人の気持ちを考える姿勢は、「手のジェスチャによるインタラクティブアート」に取り組んだ卒業制作にも生かせたと思います。

就職活動では、就職課の手厚いサポートもあり、複数の大手テレビ局でインターンシップに参加しました。そのなかで、番組づくりの現場に深く関わりたいと考えたことが制作会社を志望した理由です。

在学中は念願だった海外留学も経験でき、充実していました。苦手なことにも根気強く取り組む精神も培えました。本学科での経験を生かして、今後は女性カメラマンとして現場の第一線で活躍したいと思っています。