法学と経営学の知見を生かして
コンサルタント業務で企業を助けたい

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私が本学科に進学したのは、裁判で争われることが多い「知的財産」の知識が今後の社会で重要になると感じたからです。法学部よりも、経営的な側面を学べることも魅力でした。入学後に感じたのは、真面目な学生が多く、勉強に集中できる環境だという点です。少人数制で、先生も熱心な方ばかり。質問すると、実社会での事例を交えて深いところまで説明してくださいます。知的財産をどのように経営に生かすのかを、具体的に理解することができました。

PBL活動ではグループで実際にビジネスモデルを考案した「知的財産経営探求」が印象に残っています。私たちのグループは、身の回りの不便なことから考えを練り、「傘のシェアサービス」を発案。傘部分に広告をつけたり、傘そのものの販売促進につなげたりと、マーケティング的な工夫も組み込みました。この経験を通して、知識をアウトプットする楽しさを知り、将来はビジネスの世界に進みたいという思いが強まりました。また、考えを自分の言葉で説明する力も養えたと感じます。塾講師のアルバイトで他の先生方や生徒に何か提案する際に、自分の表現力の成長を実感しました。

ゼミでは、国内企業の99.7%を占める中小企業が知的財産を活用すれば、日本経済が活性化すると考え、実在企業をテーマに、中小企業の知的財産戦略策定の重要性を研究しました。ゼミの先生には就職活動中に模擬面接をしていただくなど、学業内外で厚くサポートしていただけました。