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ニュースリリースnews release

AYA世代のがん患者の理解と支援をつなぐ 3月に梅田キャンパスで体験型イベント

2024.02.26

  • 外の世界へのワープ=昨年の展示より 外の世界へのワープ=昨年の展示より
  • 離れている人とも話ができる=昨年の展示より 離れている人とも話ができる=昨年の展示より

 大阪工業大学(学長:井上晋)は、AYA(アヤ)世代のがん患者への理解を広げる全国的な啓発活動「AYA week 2024」を後援しています。本学梅田キャンパスで3月2日~5日に連携イベント「人を癒す・つなぐ」を開催します。

本件のポイント

● AYA世代のがん患者・家族の支援の可能性を探る体験型イベント
● 多数の病院・教育機関・企業の協力を得て実施
● AYA世代のがんへの理解を広げる全国的な啓発活動に連携した企画

内容

 AYA世代(15歳~39歳)のがん患者は、進学や就職、結婚、子育てなど人生の変化に伴う悩みが幅広く、精神的・社会的な面からの支援が必要だといわれています。
 AYA weekは「AYAがんの医療と支援のあり方研究会」という団体の呼びかけで2021年から行われているAYA世代のがんに関する啓発活動です。患者や学生、企業、医療従事者などが連携して、AYA世代のがんへの理解と支援に取り組む強化週間です。今年は3月2日~10日。全国でさまざまなイベントが開催されます。
 本学の参加は3回目で、梅田キャンパスでロボティクス&デザイン工学部システムデザイン工学科ウエルネス研究室が運営します。同研究室では以前より、大阪国際がんセンターの血液内科の医師と一緒に、がん患者のストレス緩和に関する研究を進めていました。AYA世代に多い血液がんの患者は、長ければ1カ月程度無菌室という閉鎖空間で過ごさなければならず、外出や家族との面会もままなりません。今回は、3面包囲型VRシステムを用いて、外の世界にワープしたり、離れた所にいる人と話したりできるサイバー空間システムを紹介します。また、本学情報科学部と共同で進めている呼吸誘導を用いてリラックスを促すデバイスも体験してもらいます。他大学や企業からも、患者と外界や家族をつなぐ、患者同士をつなぐ、あかりや多感覚刺激で患者や家族・介護者を癒すことを目指したシステム・技術を展示します。

1.日  時:2024年3月2日(土)~5日(火)
      10:00~18:00(土日は20:00)
2.場  所:大阪工業大学梅田キャンパス 1階ギャラリー(大阪市北区茶屋町1-45)
3.そ の 他 :オンラインのバーチャル会場も開設。詳細は添付の資料をご覧ください。

内容に関するお問い合わせ

大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部システムデザイン工学科
教授 大須賀美恵子 TEL:06-6147-7989(不在の場合は広報室へ)

本件発信部署・取材のお申し込み先

学校法人常翔学園 広報室(担当:石村、上田)
TEL:06-6954-4026 Koho@josho.ac.jp

【№22】

添付ファイル