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“学生起業家の登竜門”「第22回キャンパスベンチャーグランプリ大阪」で情報科学部生が奨励賞を受賞

2021.01.05

  • 受賞に喜びの表情を見せるメンバーら(前列左から)赤澤さん、大和田さん、(後列左から)森川さん、池田さん、澤さん、山本講師 受賞に喜びの表情を見せるメンバーら(前列左から)赤澤さん、大和田さん、(後列左から)森川さん、池田さん、澤さん、山本講師

 12月7日、オンラインで開催された「第22回キャンパスベンチャーグランプリ大阪」の最終審査会・表彰式で情報ネットワーク学科のインテリジェント情報通信システム研究室(指導教員:山本雄平 講師)の学生チームが奨励賞を受賞しました。
 本コンテストは、学生を対象に新商品や新事業のアイデア・ビジネスプランを公募し、優れたプランを顕彰することで、新たな事業化精神を鼓舞し、課題発見・解決型人材の育成を目的としています。
 
 同チームが提案したのは「D-style~国産木材を使用してはじめてのDIY~」。巣ごもりで需要が高まっているDIYと木材自給率が約3割にとどまっている現状に着目し、家具製作の負担削減ならびに国産木材の利用促進を目指したサービスです。
 本プランの特長は、誰でも手軽にDIYに取り組める点です。利用者は欲しい家具の設計図をアプリ内のテンプレートから探すだけで良いので、設計に必要な知識やスキルは不要です。また、設計シミュレーションはAR技術を用いるため視覚的にとらえやすく、部屋の雰囲気に合わせた色調や素材選びが可能。更に、木材の調達・加工も委託するため、利用者の手間は大幅に軽減されます。
 最終審査の質疑応答では、国産木材の使用によるコスト増を懸念する声が複数あがりましたが、メンバーらは、国産木材と外国産木材の価格に大差がなかった調査結果を報告。価格調査に関して「家具の町・枚方市というキャンパス立地を生かして、周辺店舗や家具職人にヒアリングを重ねた結果、説得力のある回答ができました」と自信をのぞかせます。
 同研究室は、メンバーを再編成して来年度も同コンテストに出場する予定で、リーダーを務めた池田優哉さん(4年)は「後輩にもぜひ頑張ってほしい」、大和田舞子さん(3年)は「今回よりもさらに上位の賞を目指したい」と語りました。

【奨励賞を受賞したチーム】
池田  優哉  さん(4年)
澤   直樹  さん(同)
森川  翔史  さん(同)
赤澤  洸樹  さん(3年)
大和田 舞子  さん(同)