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豊崎中学校の防災訓練に協力しました
2022.11.29
11月19日、大阪市立豊崎中学校で行われた防災訓練にロボティクス&デザイン工学部が協力しました。倉前宏行教授(ロボット工学科)、大須賀美恵子教授(システムデザイン工学科)と、角田悠真さん(ロボット工学科3年)、奥聖也さん(システムデザイン工学科3年)、藤賀貴耀さん(同)がものづくりデザイン思考実践演習Ⅰの課題を通じて制作した3Dコンテンツを使って「災害への備えと避難生活について」説明しました。これは、本学と大阪市北区との連携事業の一つである「地域防災に係る取り組み」の一環で、同校生徒約180人が参加しました。
北区の避難所に収容できる人数は区の人口の5分の1で、災害発生時には在宅避難を余儀なくされる状況になります。そこで学生らは、自室を3Dカメラとデジタルツイン技術を用いてバーチャル上に再現。通常時と震災後の2パターンのコンテンツを制作し、大型家具の固定方法や用意しておくべき防災グッズなどを紹介しながら、在宅避難の方法を解説しました。続いて、北区役所地域課職員から災害への備えと避難生活について、ストレスのかかる避難所生活ではできるだけ譲り合って生活することが大切であることなどの説明があり、生徒らは避難所生活の模擬体験を行いました。さらに、災害時の避難指示や避難所開設情報を確認することができる「大阪市防災アプリ」を紹介しました。リーダーの藤賀さんは「うまく説明することが出来たと思います。コンテンツの完成度にも自信があり、多くの生徒たちが積極的にコンテンツを操作してくれていてうれしかったです」と振り返りました。
【使用した3Dコンテンツはこちらから体験できます】
通常時
https://my.matterport.com/show/?m=tkKKdWxgFXJ
震災後
https://my.matterport.com/show/?m=ekw3TPTXngw
【大阪市防災アプリの詳細はこちらから】
https://www.city.osaka.lg.jp/kikikanrishitsu/page/0000345020.html