ページトップへ戻る
  1. トップページ
  2. トピックス
  3. 本学学生らがWRSの運営に協力しました

トピックスTOPICS

本学学生らがWRSの運営に協力しました

2021.09.29

  • 産業用ロボット研究室のメンバーら(中央手前は野田教授) 産業用ロボット研究室のメンバーら(中央手前は野田教授)
  • AGVを誘導する磁気テープを敷設する学生ら AGVを誘導する磁気テープを敷設する学生ら
  • 副審や記録も行った 副審や記録も行った

 2021年9月9日から12日に愛知県国際展示場で開催された「World Robot Summit 2020 愛知大会」のWorld Robot Challenge 製品組立チャレンジ部門の競技運営にロボット工学科の産業用ロボット研究室(指導教員:野田哲男 教授)の大学院生ら7人が協力しました。同競技は工業製品などの組立に必要な技術要素を含んだモデル製品を素早く正確に組み立てるもので、実際の工場を模したフィールドで指定された製品を産業用ロボットで組み立てます。
 
 学生らは、会期前に大会が用意したAGV(Automatic Guided Vehicle)と呼ばれる部品・完成品を運搬する無人搬送車の艤装と競技フィールドへの設置を担当。AGVを誘導する磁気テープを出場する各チームの要望に合わせて敷設しました。会期中は各競技の副審や電子記録・配信の対応なども行い、出場した最先端の産業用ロボットの開発・研究を行っている企業や大学の競技を間近で見ることができ、運営の他学の先生方やチームメンバーの教えを受けながら多くの知見と信頼を得ることができました。
 
 産業用ロボットのハンド部分を研究している北奥一希さん(ロボティクス&デザイン工学専攻博士前期課程1年)は「ロボットに搭載するソフトウェアによる処理の違いに注目していました。完成度の高いソフトウェアはさまざまなロボットに搭載できる汎用性を備えているので、ソフトウェアの改良だけでロボットのパフォーマンスが向上している様子に感動しました」「英語に手こずりながら得た内外の高名な研究者・技術者との人脈は一生モノにするつもりです」と目を輝かせました。