OIT研究室ナビOIT研究室ナビ

大阪工業大学の最先端の研究を紹介大阪工業大学の最先端の研究を紹介

工学部

総合人間学系教室〔健康体育〕 健康体育研究室


健康体育研究室の主たる研究領域は、体力科学ですが、近年の学術的発展の過程で生命科学的な視点からの体力科学研究が進展しています。平成12年に日本学術会議体力科学研究連絡委員会においても”運動や体力の持つ生命科学的重要性を遺伝子や細胞などの生命に共通の基盤から明らかにすること、つまり運動や体力が、単に競技力の向上や疾病予防に重要であるだけでなく、人間的な活動の根源となる生命力を活性化させる刺激であることを、生命科学の原理から明らかにして行くこと”を21世紀に志向するべき基本的方向であるとしています。
 本研究室では、生命工学科と連携し、細胞、組織そしてヒトを対象とした広い生命科学的視野から健康やスポーツに関する事象を捉え、その知識を応用して工学的技術に貢献できる人材を育成していきます。


主な研究テーマ

  • 三次元培養筋を活用した骨格筋の新たな生理的機能の解明
  • 三次元培養筋を活用した廃用性筋萎縮モデルの開発と評価

指導教員

中村 友浩 教授 (ナカムラ トモヒロ)

専門分野

  • 運動生理学
  • スポーツ生理学
  • 筋生物学
  • 組織工学
  • 大学体育教育

教員メッセージ

”身体活動は体に何をもたらすのか”という単純な疑問に関して分子運動生理学的視点から解明したいとともに、身体活動の必要性を体育共通教育や生命工学科と連携した専門教育を通じて多角的な視点で学生達に伝えていきたいと考えています。

この研究がかなえる未来

骨格筋は身体活動を司る運動器とともに健康を生み出す要となる組織でもあります。今まで知られていない骨格筋の役割を解明することで、人類が人生のあらゆるステージにおいても健康を維持できる持続可能な社会の創出に貢献できます。

関連コンテンツ Content 関連コンテンツ Content