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ニュース 学生プロジェクト「サイエンスアラカルトエコール」がサイエンスアゴラ2024に出展しました

トピックス 工学部.応用化学科
 学生プロジェクト「サイエンスアラカルトエコール」は、小中学生を対象とした理科実験を通して、単なる現象の面白さを伝えていくだけでなく、子供たちの「なぜ」に向き合い、科学の重要性を啓蒙しています。
 
 
科学技術振興機構が主催で、科学と社会をつなぐ広場がコンセプトのイベント「サイエンスアゴラ2024」は10月26日~27日(土~日)の2日間、東京・お台場地域にあるテレコムセンタービルなどの会場で開催されました。1日目は101人、2日目は118人と多くの方々に足を運んでいただきました。
 
今年で11回目の参加となAる今回は、サイエンスアゴラ2024のテーマ「サイエンスと共に未来へ ~Bound for the future with Science ~」に沿い、我々サイエンスアラカルトエコールプロジェクトではCO2(二酸化炭素)を排出しない近未来のエネルギー源として注目されている水素エネルギーを、燃料電池を通して目に見える形でみなさんに紹介しました。
 
水素は、普段の生活では水素自動車などでしか馴染が無く、どのように我々の暮らしに役立つか理解することは非常に難しいです。そこで、水素と酸素が反応すると水が生成するだけではなく、その過程で発生するエネルギーを電気エネルギーとして取り出して利用することができることを、実際に目に見える形で体験してもらいました。実演内容としては乾電池の電力を用いて水の電気分解を行い、そこで発生した水素が持つエネルギーを燃料電池により電気エネルギーに変換します。電球やモーターに通すことで肉眼では視認できない電気エネルギーの発生を''化学的な視点''から観測することで、来場者より実感しやすい形にしました。
 
炭素棒から水素と酸素が発生している様子や、最後に豆電球が光る姿に子供たちも興味をもってくれました。また、当日は今回実際に使用した簡易的な燃料電池や、現在多く研究されているアンモニアを使った燃料電池の仕組みのパネルを用意し、私たちが説明をしながら体験してもらうことで子供たちだけでなく、保護者の方にも楽しんでいただきました。簡単なクイズにも親子そろって挑戦していただくことで、コミュニケーションを取りながら楽しんで実験操作に取り組んでいただきました。

プログラムの詳細はサイエンスアゴラ公式サイトをご覧ください。