巡る季節の中で
「あけましておめでとうございます!」と、晴れやかなご挨拶にしたいのですが、私事にて少しどんよりした気分になっています。10年以上応援してきたアーティストが昨年末で活動休止に入ったのです。
これまでの学生相談で、推しの引退や解散による『ロス』の話は度々ありました。が、いざ自分事になってみると喪失感は予想以上です。
『ロス』はいろいろな形で、誰の日常にも起こります。友人との仲たがい、試合や試験の失敗、大事な物やお金をなくした・・。こうしたとき、人は心の穴を埋めようと、いろいろもがくものです。「そんなはずはない」と否定したり、誰かのせいにしたり、逆に元気なふりをしたり。ショックや後悔で思考停止してしまうかもしれません。
『ロス』で一時的に平常心を失うのは、ごく自然な反応です。ただ、その時の感情で発言や行動をしてしまうと自分や他人を傷つけかねません。
もし大切なものを失い、「なんだかいつもと違う(落ち着かない、疲れやすい、ぼーっとするなど)」と感じたら、ちょっと立ち止まって自分の心と向き合ってほしいと思います。そして、できれば誰かに相談してみてください。
この新しい年に、いろいろな節目を迎える人も多いことでしょう。皆さんにとって、それぞれの実りがある一年となりますように。



