
高校生を対象とした『超』探究 Summer School 2025を開催しました。見市知昭 教授と眞銅雅子 准教授が担当し、プラズマ工学技術を実践的に学ぶプログラムを実施しました。前半の座学でプラズマの基礎理論を学んだ後、実際にプラズマを発生させる実験を行い、参加者は本学科の研究現場で使われている技術を直接体験することができました。
実験では、参加者自身が思い思いのデザインで放電パターンを設計し、誘電体バリア放電を用いたプラズマ発生装置を製作。実際に高電圧を印加してプラズマを発生させ、各自がデザインした独自のパターンで放電が起こる様子を観察しました。さらに、生成されたオゾンを用いた脱色処理実験を実施し、色素溶液が透明になる過程を体験。プラズマ技術が環境浄化技術として応用される仕組みを、装置製作から実験まで一連の体験を通じて理解することができました。
本学では『超』探究プログラムをはじめ、オープンキャンパスや大学見学会など受験生向けの様々なイベントを開催しています。詳細は入試情報サイト(https://www.oit.ac.jp/admission/)をご覧ください。ご参加いただいた高校生の皆様、引率の先生方に心より感謝申し上げます。
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製作の様子 -
作成したパターンのプラズマ発生の様子