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工学部応用化学科が国立台湾科技大学の学生を受け入れ、国際PBLを実施

大阪工業大学工学部応用化学科が、2025721日から26日にかけて、大宮キャンパスで国立台湾科技大学(台湾・台北市)との国際PBLProject Based Learning)「PBL Challenge 2025」を実施しました。本学からは34年生11名、台湾科技大学からは化学工程系2年生14名が参加しました。

プログラムでは、「持続可能なエネルギー・物質循環の確立における化学の役割」を共通テーマに、4つのチームに分かれ、課題解決に挑戦しました。活動に先立ち、関連分野のレクチャー2件や実験体験2件、さらに施設見学を実施し、専門的知識と実践的な視点を得ました。その後、学生たちは夜遅くまで議論を重ね、最終日の発表では 「SDGs達成を阻む問題」「その解決に向けた化学の役割」「自分たちの独自アイデア」 を英語で発表しました。教員との質疑応答も活発に行われ、プログラムの理解を一層深めました。

参加学生のアンケート結果では、全体満足度が5点満点中4.75と非常に高く、特に「国際的なコミュニケーション能力の向上」「テーマへの関心の高まり」が大きな成果として挙げられました。参加学生からは「昨年台湾で出会った仲間と再会でき、言葉に詰まる場面もありましたが、互いに理解しようとする姿勢で自然に交流できた」「講義や実験を通じて、化学が環境問題解決に直結することを実感し、国際協力の大切さも強く感じた」といった声が寄せられ、今回の経験が今後の学修や研究への大きな励みとなったことがうかがえました。

本プログラムは、10年以上にわたり継続している両大学の国際PBLの一環であり、昨年度の台湾科技大学開催に続き、今年度は本学がホストを務めました。長年の交流を通じて培われた信頼関係のもと、学生たちは互いに刺激を受け合いながら充実した学びを得ることができました。

担当教員:

大阪工業大学:福嶋 貴(応用化学科特任講師)、村岡 雅弘(応用化学科教授)
国立台湾科技大学:
游承修(工程学院化学工程系助理教授)、朱建威(工程学院化学工程系助理教授)


 

  • 歓迎会での記念撮影 
  • 実験の様子
  • 発表の様子