工学部機械工学科が台湾・ベトナム・タイの学生を受け入れ、国際PBLを実施
大阪工業大学工学部機械工学科は、2025年8月18日から24日にかけて、大宮キャンパスで国際PBL(Project Based Learning)を実施しました。本プログラムには、本学学生11名(2~3年生)に加え、国立台湾科技大学(NTUST)、ベトナム・カントー大学(CTU)、タイ・チェンマイ大学(CMU)の学生が参加し、4か国から総勢33名(TA含む)の学生が集う国際協働学習 となりました。
プログラムのテーマは「風レンズ付き風車の設計・製作」。参加学生は国際混成5チームに分かれ、3D-CAD(Creo)や空力解析ソフト(Q-Blade)を用いた設計から、モノラボでの製作、風洞実験・振動測定による性能評価までを行いました。毎日の進捗報告を重ね、最終日には各チームが成果を英語で発表。風車の性能やデザイン、プレゼン内容などを総合的に評価し、上位チームには表彰が行われました。
参加学生からは「日本にいながら海外の学生と英語で協働し、ものづくりに取り組めたことは大きな経験だった」「言語の壁に苦労しながらも、役割を分担しものづくりを完成させたことで挑戦することの大切さを実感できた」といった声が寄せられ、今回の経験は今後の学修やキャリアに活かされるとともに、国際的な視野を広げる貴重な機会となりました。
今後も本学は、こうした国際PBLを継続的に実施し、学生が国際的な舞台で学び合う機会をさらに拡充していきます。
担当教員:
大阪工業大学(Osaka Institute of Technology: OIT)
吉田準史 教授、宮部正洋 教授、山浦真一 教授、鵜飼孝博 准教授
台湾・国立台湾科技大学(National Taiwan University of Science & Technology: NTUST)
Dr. Wei-Hsin Tien, Dr. Tsrong-Yi Wen, Dr. Chen-Ting Wen
ベトナム・カントー大学(Can Tho University: CTU)
Dr. Nguyen Van Cuong
タイ・チェンマイ大学(Chiang Mai University: CMU)
Dr. Nat Vorayos, Dr. Chakkapong Chamroon, Dr. Krit Sujarittam,Mr. Rattalanna Mingchuea
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Daily Presentationの様子 -
風車製作の調整の様子 -
最終報告会終了後の集合写真(最終発表日)