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国際交流センターがマレーシアサインズ大学の学生を受け入れ、国際PBLを実施

 大阪工業大学国際交流センターが、202596日から14日にかけて、マレーシアサインズ大学(マレーシア・ペナン)との国際PBLProject Based Learning)を実施しました。本学からは11名、マレーシアサインズ大学からは15名の学生が参加しました。マレーシアサインズ大学との国際PBLは国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催する「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」での受け入れ(20239月)を契機に始まり、今回で4回目となります。

 

プログラムのテーマは「Bridging Innovation and Sustainability: Advancing Alternative Proteins Through Global Collaboration」。来日したマレーシアサインズ大学の学生は同大学の学生団体USM Alternative Protein Project(USM APP)に所属し、マレーシア国内で、代替タンパク質の研究・普及活動を取り組んでいます。代替タンパク質は世界的な人口増加に伴うタンパク質危機や温室効果ガス削減への関心が高まりを背景に、持続可能な食の選択肢として注目される分野です。

今回のプログラムは、芦高副学長の歓迎の挨拶、日本文化体験(茶道・書道体験)から始まり、本学学生による日本における代替タンパク質の歴史と最新技術の紹介、大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻松崎研究室訪問、企業訪問・見学(ZACROS株式会社神戸サテライトラボ、キッコーマン高砂工場)、常翔学園高等学校でのワークショップ授業の実施、大阪・関西万博見学等の多角的な要素で構成され、参加学生は日本における代替タンパク質の現状と今後の展開について理解を深めることができました。

 

参加学生からは「高校でのワークショップ授業等を通して代替タンパク質への認知を世界的に広げる一助となりました。培養肉に関する理解も確実に深まり、この知見を活かしてマレーシアにおける代替タンパク質の開発をさらに推進していきたい」(マレーシアサインズ大学生)、「今回のプログラムで得た最大の学びは異文化交流の重要性です。宗教や文化の違いは一見すると壁ですが、互いを尊重し理解しようとする姿勢が、大きな学びと信頼関係につながることを実感しました」(大阪工業大学生)といった声が寄せられました。


今回のPBLは学科横断型のプログラムで、本学からは多様な学科の学生が参加しましたが、プログラムを通しての学びや体験をそれぞれの専門分野や今後のキャリアに活かしていってほしいと願います。

  • オープニングセレモニー
  • 常翔学園高等学校でのワークショップ授業
  • 書道体験
  • 最終プレゼンテーション
  • 修了式