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ニュース 建築学科がドイツHAWK大主催国際デザインワークショップに参加 世界の建築・都市計画について議論

トピックス トピックス 国際交流センター
本学の協定校ドイツHAWK大主催によるオンライン国際デザインワークショップ「IOOI - Inside Out - Outside In」が2021年10月13、20日の2週にわたり開催され、建築学科の学生と教員も参加しました。
このワークショップは、デジタルツールと英語のみで行われ、同大学と協定を結ぶ4大陸(カナダ、アメリカ、ブラジル、ポルトガル、ドイツ、オーストリア、ウガンダ、インド、日本)から合計9大学約100人が同時に集まり、最大16時間の時差を克服して実施されました。

メインテーマは「パンデミックによって、今後の建築はどう変わるのか」。新型コロナウイルス感染症の大流行が都市計画や建築分野を無傷で済ませたわけではなく、将来の計画シナリオに新しい課題を突きつけていることを明らかにするのが狙いです。

初回のワークショップは、各国の大学からそれぞれ1テーマ約5分、問題提起のプレゼンテーションが行われました。本学からは藤井伸介准教授の監修の下、屋卓冶君(4年)、西村翔太君(同)、袋谷拓央君(3年)、山本拓二君(1年)、松本直也君(同)の5人チームで「四季礼賛」と題し、既存建築に季節に合った植樹スペースを加えることによって、環境にも優しい快適空間を演出できるという趣旨の発表をしました。

2週目は6班の各大学混成チームが結成され、同じテーマでMIROというマインドマップツールを使ってディスカッションし、共通の課題と解決策を整理し、全体討議で意見交換しました。

結果は、学生たちの自国でのパンデミックの経験によって、まったく異なる分析がなされました。例えば、あるインドの学生は、ロックダウンによる交通量の減少が、ニューデリーなどの巨大都市の大気環境の改善に実際につながったことを報告しました。また、都市の小さな空間をいかにクリエイティブに再利用しているか、公園がいかに公共のオープン教室に変身しているかを指摘する学生もいました。

すべての学生が、自分のグループに統一的な要素を見出しました。居住地域の緑地は、世界中の被災者にとって避難場所や逃げ場となるため、特に閉所時にその重要性と意義が増しているとの見解で一致しました。

ワークショップに参加した松本君は「海外の学生は積極的に発言するのでとても良い刺激になりました。もっと英語を話せるようになって留学したいという思いが強くなりました」と話しています。

参加校・国は以下のとおりです。
*BCIT British Columbia Institute of Technology in Vancouver / Canada
*City College New York/ USA
*Pontifícia Universidade Católica do Rio Grande do Sul in Porto Alegre / Brazil
*Universidade Autonoma de Lisboa / Portugal
*FH Joanneum in Graz / Austria
*HAWK Hildesheim / Germany
*Nkumba University in Entebbe / Uganda
*Dr. Bhanuben Nanavati College of Architecture For Women BNCA Campus in Pune / India
*Osaka Institute of Technology /Japan